Xを運用していると、
- 何を発信すればいいか分からない
- 自分のアカウントの改善点が見えない
- 投稿しても反応が安定しない
- プロフィールがこれで良いのか不安
- AIを使って効率化したいけれど、何から始めればいいか分からない
こうした悩みを感じることがあると思います。
そこで今回は、DifyとX APIを使って、Xアカウント簡易診断ツールを作ってみました。
このシリーズでは、初心者の方にも分かるように、実際に作った流れを4つのステップに分けてまとめていきます。

このシリーズで分かること
このシリーズでは、次の4ステップで解説していきます。
- ツールの全体像
- どんな悩みを解決するために作ったのか
- どんな人に向いているのか
- どこまでできるツールなのか
- Difyでの作成手順
- どんなノード構成にしたのか
- X APIで何を取得したのか
- Codeノードやプロンプトをどう組んだのか
- 実際にハマったポイント
- bodyが空だった
- filesにJSONが入っていた
- Document Extractorが必要だった
- Codeノードでエラーが出た
- 完成後の活用と拡張
- このツールをどう活用できるか
- 商品としてどう見せられるか
- 今後どこまで広げられるか
つまりこのシリーズを読むと、ツールの考え方から、Difyでの実装、つまずきやすいポイント、今後の活用方法まで一通り追える形にしています。
今回の記事で扱う内容
今回はシリーズの1本目として、まずは次の内容を整理します。
- このツールを作った背景
- どんな人に向いているか
- ツールの完成イメージ
- Difyで動かす大まかな流れ
コードやノード構成の詳しい話は次の記事でしっかり紹介していきますが、最初に全体像をつかんでおくと、その後の記事もかなり読みやすくなると思います。
X運用でこんな悩みはありませんか?
Xは気軽に発信できる一方で、続けていくと悩みも増えやすいSNSだと感じています。
たとえば、こんな悩みです。
- 投稿はしているけれど、方向性が定まっていない気がする
- 誰向けの発信になっているのか、自分でもよく分からない
- フォローしたくなるプロフィールになっているか不安
- 過去投稿を見返して改善するのが大変
- なんとなく運用していて、次に何を直せばいいか見えない
特に、個人事業主の方や小規模で発信している方は、SNS担当者がいるわけではないことも多く、毎回の発信を自分で考えながら改善するのはかなり大変です。
そこで今回は最初から大きな分析ツールを作るのではなく、
今のアカウントの状態を整理して、次にやることが見える小さなツールとして作りました。
「Xアカウント簡易診断ツール」でできること
今回作ったのは、Xのユーザー名を入力すると、プロフィールと直近投稿をもとに診断レポートを返すツールです。
入力するもの
- Xのユーザー名
- 発信目的
- 見たい観点
出力するもの
- アカウントの総評
- 誰向けの発信に見えるか
- 直近投稿の傾向
- 良い点
- 改善点
- プロフィール改善案
- 次の投稿案3本
- 優先アクション
- 簡易スコア
単に「分析」するだけではなく、次に何を直せばいいかまで返すことを目的にしています。
このツールが向いている人
このツールは、特に次のような方に向いています。
| 向いている人 | 合いやすい悩み |
|---|---|
| X運用初心者 | 何を改善すればいいか分からない |
| 個人事業主 | 発信の方向性を整理したい |
| 小規模事業者 | 仕事につながる発信にしたい |
| SNSを伸ばしたい人 | 投稿の傾向や改善点を知りたい |
| Dify学習中の人 | API連携ツールの作り方を学びたい |
今回の記事シリーズは、ツール利用者向けというだけではなく、DifyでX APIを使ったツールを作ってみたい方にも役立つ内容にしていきます。
Difyでの大まかな流れ
今回のツールは、Difyのワークフローで動かしています。
流れとしてはかなりシンプルです。
- 入力を受け取る
- X APIでユーザー情報と投稿を取得する
- 取得したデータを整理する
- AIで診断レポートを作る
使っているノードも、できるだけ何をしているか分かるように日本語で整理しています。
| ノード名 | 役割 |
|---|---|
| 入力を整える | ユーザー名や条件を整える |
| ユーザー情報を取得する | X APIでプロフィール情報を取得する |
| ユーザー情報を読み取る | 取得したJSONを読み取りやすくする |
| プロフィールを整理する | 診断に必要な項目を整える |
| 投稿一覧を取得する | 直近投稿を取得する |
| 投稿一覧を読み取る | JSONを読み取りやすくする |
| 投稿を分析する | 反応や傾向を整理する |
| 診断用データを整える | スコアや診断材料を作る |
| スコアを作る | 簡易評価を作る |
| 診断レポートを作る | 改善点や投稿案を文章化する |
こうして見るとノード数は多く見えますが、やっていることは次の4つにまとまります。
| 大きな流れ | 中でやっていること |
|---|---|
| 入力を受け取る | ユーザー名や診断条件を整える |
| Xから情報を取る | ユーザー情報と直近投稿を取得する |
| データを整理する | JSONを読み取り、診断しやすい形にする |
| AIで診断する | スコアと改善レポートを作る |
最初は難しそうに見えても、こうして分けると全体像はかなりつかみやすくなります。
実際に返したい診断内容
最終的に返したい診断内容は、次のようなものです。
- 総評
今のアカウントがどんな発信に見えるかを短くまとめる - 誰向けの発信か
ターゲットが見えているか、ズレがないかを整理する - 直近投稿の傾向
よく扱っているテーマや、反応の出やすそうな型を見る - 良い点
今のままで活かしたい部分を整理する - 改善点
今後改善した方がよいポイントを分かりやすく出す - プロフィール改善案
表示名、自己紹介、固定ポストなどの見直し案を出す - 次の投稿案3本
実際にそのまま使いやすい投稿案を返す - 優先アクション
今日やること、今週やること、今月やることを分ける
この形にしたのは読んで終わる診断ではなく、
そのまま次の行動につながる診断にしたかったからです。
作る中で初心者目線で大事だと感じたこと
今回は実際に作りながら進めたのですが、初心者の方にとって大事だと感じたのは次の3つです。
- 最初から完璧なものを目指さない
- まずは最小構成で動かしてみる
- 詰まったところを一つずつ整理する
特にAPI連携をすると、思わぬところでハマることがあります。
実際、今回も次のようなポイントでつまずきました。
- HTTP Requestの body が空だった
- JSONが files に入っていた
- Document Extractor が必要だった
- Codeノードで list が来てエラーになった
このあたりは、初心者の方がかなり戸惑いやすい部分だと思います。
そのため、次の記事では作成手順だけでなく、実際にハマったポイントと解決法もあわせて紹介していきます。
次の記事で実装やコードも順番に紹介していきます
今回はシリーズの1本目として、ツールの全体像を紹介しました。
次の記事からは実際の作成手順やコードつまずきやすかったポイントも含めて順番に紹介していきます。
特に次回は、
- DifyでX APIをどうつないだのか
- どんなノード構成にしたのか
- Codeノードでどんな処理をしているのか
- どこまでを最小構成として作ったのか
このあたりを、できるだけ画面の流れに沿って分かりやすくまとめていきます。
DifyでAPI連携ツールを作ってみたい方にとっても参考になる内容にしていますので、ぜひ続きも読んでみてください。
まとめ
今回は、Difyで作ったXアカウント簡易診断ツールの全体像を紹介しました。
今回のポイントをまとめると、次の通りです。
- このシリーズでは4ステップに分けて解説していく
- 今回はその1本目として、ツールの全体像を整理した
- このツールは、X運用で困っている人やDify学習中の人に向いている
- 次回から、実際の作成手順やコードも含めて詳しく紹介していく
もし、
- Difyでこういった診断ツールを作ってみたい
- 業務に合わせたAIツールを作りたい
- API連携や業務自動化を相談したい
という方がいれば、無料相談・お問い合わせからお気軽にご連絡ください。
「こういうことをやりたいけれど、何から始めればいいか分からない」という段階でも大丈夫です。
小さく始められる形から、一緒に整理していければと思います。


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